絶対にやってはいけない!その丁寧な指導が選手をバカにする
ブログはタイトルが大事!
タイトルの通り 、丁寧に教えたらバカになる。
これはホントです。
人間ってサボる生き物だから。
与えられる事に慣れると思考が止まります。
コーチをしていてもよくあるのが何したらいいですかという質問。
A.何もしなくてもいいです (実際に答えてます)
コイツ何言ってんの?みたいな顔をされますが(笑)
考える→やってみる→工夫する→またやってみる→出来るようになる
これを繰り返す事が成長につながります。
その一方でよくいる与えられ慣れた人。
待つ→与えられる→なんとなく出来た気になる→忘れる
これでは他力本願になって誰かに何かしてもらわないと何もできない。
こんな選手は少なくとも大学以上の年代になってくると成長しなくなる。
アスリートは自分が商品であり自分が社長です。周りの人間に役割を与えて自分の都合がよくなるように上手く人を使えないとダメ。一流アスリートはシェフを雇ってみたりトレーナーをつけてみたり、あれ全部自分が主働です。
何より悪なのが教えたがる世話好きの人。
一生添い遂げるならいいですよ。何もできない人間を生み出しても。
エサを与える事が優しさなのか。エサのとり方を教える事が優しさなのか。
それともエサのとり方を考えさせる事が優しさなのか。
何かを掴んだ時の選手って本当にいい顔しますよ。でもそれは自ら掴んだから。
そして苦労して掴んだ物ってなかなか手放さない。
以前の記事をしっかり読んでくれた方の中には矛盾を感じる人もいると思います。
間違った回路を~というやつです。詳しくは↓の記事のPoint3をご覧ください。
下手なクセがつくと厄介だと言っておきながら正しい形を教えないのはなぜか。
それは教えられるものではなく自ら掴みに行くものだから。
掴みに来た人を蔑ろにするようなことはしません。
同じく掴もうとしていない人間に何かを与える事もありません。
先ずは自分からアクションを起こして、相手を自分のペースに巻き込む習慣を身につけましょう。
本日のおさらい
・選手は自分から求める事が大切
・周りの人間は与えすぎてはいけない
・教えたがりの世話好きには注意しろ