姿勢が変われば人生が変わる!

R-Ambition代表、古藤隆治のブログです。姿勢がスポーツ与える影響、改善する事でどんな効果を発揮するのか、トレーニングに対する考え方など実際の現場で役立つ情報を色々な角度から発信していきます。

身体能力?センス?伸びる選手と伸びない選手 どこが違うのかを考える

同じチームで練習をしていても結果が出る選手や出ない選手がいるのはなぜか。体が大きいから、センスがあるから、頑張っているから・・・

色々とあると思いますが、少し見方を変えるだけで劇的に進化する選手も多く存在します。独断と偏見ではありますが、掘り下げていきます。

好きこそ物の上手なれ

先ず大前提として好きである事。これは絶対条件。

引退したイチロー選手も引退会見で現役生活で貫いたものはという質問に対し『野球の事を愛したこと』と答えています。愛にも様々な形があるとは思いますが、最低限好きであることは絶対に重要。練習も筋トレもやらなきゃいけないから・・・となった時点で終わりです。

それは権利ではなく義務感で動いている証拠。ある年代までサポートして促してやることも重要ですが、高校やそれ以上の年代になっても心が安定しない選手は多く存在します。モチベーションが上がらないときにダラダラと続けてしまうのが一番危険。気持ちが乗らず全力で動かない習慣は簡単に身体にしみ込みます。

探求心

何かを上手くなりたいと本気で考えた時、情報を集める事が絶対に必要です。自ら創意工夫を重ねて上達しようと試みても、自分の頭の中にないものは絶対に出てこない。イメージすると英語のテストのようなもの。初めて見る単語が並んでいて、意味を理解しようなど100%無理です。

今はスマートフォンで検索したりSNSを見ればいとも簡単に情報が手に入る時代。それも半端な情報ではなく、超一流のアスリートが生の声を発信していたりする。これだけ情報が増えている時代に「どうすればいいですか?」しか持っていない選手は絶対に伸びない。まずは探す事。そこから確認していく作業が重要です。

行動力

情報を得る事で満足してしまうとそれは単なる収集家。アスリートとは言えません。以前理解にも4つの段階があると書いたことがありますが、情報を集めるのは1段階。つまり見た・聞いた・知っただけの話。実際に動いてみる事で目で読み取った事の難しさや自らの勘違いなどにも気づく事が出来る。いくら情報が簡単に手に入ると言っても、実際にその人に会って直接学んだ場合との差は計り知れません。

だったら直接会いに行けばいい。足を運んで直接学び、実践する行動力がある選手は、たとえその場で結果が出なくとも何らかの形で将来の成長の糧になる事は間違いありません。

 

継続力

ここで多くの人が躓きます。竜頭蛇尾。最初の勢いのまま続けることはめちゃくちゃしんどい。体調や天候、周囲の環境などありとあらゆるものが【同じペースである事】の邪魔をします。彼女が出来た!やる気MAX!!!!と張り切っていたのに急にフラれてこの世の終わり・・・みたいな事は日常茶飯事。それでも心臓は動き続け、酸素を吸い続けています。

オリンピック選手を育てた監督さんがインタビューで「心臓止まったら困るでしょ?この子たちは練習しなかったら死んじゃうの」と答えていましたが、アスリートとしての選手生命を考えると、立ち止まる事は死に直結すると言えるのかもしれません。

 

変化を恐れない心

これも多くの選手が戸惑う部分。今まで自分がやって来た事を変化させる事は非常に難しい。自分で自分の過去を否定する事にもつながるから。新たな情報を得たとしても、長年染みついた感覚やリズムをリセットする難しさは経験した人にしか絶対に分からない。当然出来ていたことが出来なくなるというリスクもはらんでいる。

それでも行動を起こす事で得られるものは絶対に多く存在する。他人の話に耳を傾け、自らの感覚や経験を完全にリセットして真っ新なキャンパスに新たな絵を描く位のイメージが無ければ、頭では理解できても身体が思うようには動かず、中々上達する事はありません。

環境など外的要因

【当たり前】の基準をどこに置くのか。人が二足歩行するのは自然な事でしょうか?四足歩行の方が絶対に安定感はあります。心臓の負担も小さく、痔になる事もない(笑)

強豪校が強豪であり続ける一番の要因は『文化』です。つまり当たり前の基準が違う。名門と言われる学校の選手たちは明らかに覚悟が違う。昨年の夏大阪桐蔭の中川主将が優勝した時のインタビューで春夏連覇という強い気持ちをもって・・・と答えていましたが、甲子園を目標に取り組んでいるチームと春夏連覇を目指しているチームのモチベーションが同じなわけがない。

どうせ俺たちは・・・みんなが言うから・・・こんな選手やチームが伸びるわけがない。もし上手くなりたい、勝ちたいと望むのであれば最も最初に取り組むべき課題であり、最も難しい課題であるのが基準を変える事。どこに向かって歩き続けるかがすべてを左右すると言っても過言ではありません。

まとめ

私が好きな言葉の一つに「厳しさ無くして執念無し。執念無くして行動無し。行動無くして成果無し。」というものがあります。これは社会人として働き始めた時の会社で教えられた言葉ですが、宮崎県の高千穂高校の剣道部訓『思念工夫』の中の一文です。

古い考えだとかそんな時代じゃないとか色々言われそうですが・・・現在社会を回している世代の方々が育ってきた時代はこんな事が当たり前。環境を作る人達が時代に合わせて変化をしていく事が理想ではありますが、年を重ねれば重ねるほど自らを変える事は勇気が必要になる。

環境が合わないと思うのであれば、自らが動いて新たな環境を探すか、今ある環境の中で自分を見失わないように常に意識し続けるしかない。そこが伸びる選手と伸びない選手の一番の差になる。一人ですべてをやるのが難しいと考えるのであれば(というか絶対難しいので)、仲間を見つける事が重要でしょう。一人では乗り越えられないところでも、複数人で取り組む事で気持ちは継続しやすくなる。同じ事をしなくても、同じ立場でなくても、同じ場所にいなくても、その存在を感じるだけで絶対に意味があるでしょう。

まとめ2

ここからは宣伝も兼ねているので気になる方だけ・・・

現在R-Ambitionでは自分の取扱説明書として遺伝子検査をお勧めしています。

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検査内容は筋肉の質やトレーニングの効果、身体を大きくするために必要な食事や睡眠の質、ケガが起こりやすい場所など多岐にわたります。中でもモチベーションを維持しやすいタイプか維持しにくいタイプかなど、見ただけでは絶対に分からない部分も遺伝子によって左右されます。

例えば周りが一生懸命やろうと取り組んでいても、なんかエンジンがかかりにくい選手。遺伝子のタイプが違うのかもしれません。一人一人が自分の持って生まれた遺伝子を理解する事で、より効率的に競技に取り組む事が出来るでしょう。

詳しくはR-Ambitionホームページのコンタクトもしくは093-921-8322までお問い合わせください。

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